ついこのあいだお正月だったのに早いものでもう2月になってしまいました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回はハウスクリーニング作業における所要時間の真相のお話をさせていただきます。

私は以前大手のハウスクリーニング企業にて社員をさせていただいていおりました。そこでは同僚、先輩、後輩、また外部の協力業者さん達など様々な方々と一緒に作業をしてきた中で自分も含めて様々な個性を見てきました。作業のやり方、使う道具、所要時間などいろいろです。やり方や使う道具はプロとしてやっていく上で試行錯誤したり他の人の真似をしたりでだいたい共通の仕様になっていきますが所要時間に関しては違いが現れます。当然初心者のうちはどの作業もとても時間がかかるもので、だいたいの人がハウスクリーニング業をはじめて3年目くらいから作業スピードが速くなります。問題はその先です。早く作業が終わらせられるようになってくると「もっと早く終わらせて早く帰りたい」という欲が出だします(笑)早く終わらせて休みたいとか2件目3件目に早く行きたいとか。当然とても早くてとても奇麗ならお客様にとっても最高ですが、極端に早くてそこそこ奇麗かな?では本末転倒です。対価に値する仕事ではなくなります。

作業のスピードは優れた技術の証です。でも人よりスピードがあるからこそ作業に時間的、体力的、感覚的な余裕があり、見直しや手直しに時間がかけられ、よりクオリティの高い結果が出せるのです。綺麗でも遅すぎるのは困りますが、早さだけにとらわれた作業はけして良いものとは言えません。

弊社は作業スピードには自信があります。しかし人より早く終わらせることができる作業でも見直しや手直しで3~40分は余計にかかって他業者さんより同等か少し遅いくらいです。

熟練した作業スピードがあるからこそ仕上げにじっくり時間がかけられる、作業のスピードは自分達が早く帰るためだけのものではありません!そんなお話でした。