水回りの汚れの殆どが水道水に含まれるカルキやミネラル分と石鹸カスが複合的に重なって乾燥して結晶化してウロコ状にガサガサになったものです。浴室やキッチン洗面などで濃色の部材(黒、紺、茶色など)が使われている部分(壁、床、面台など)、水栓まわり、鏡などが要注意となります。新築でも濃色部材の場合だと原因を放置すれば半年もあれば見るも無残な汚れが目立つようになります。水栓や鏡の表面もカルキ、石鹼カスなどが相性良くこびりつきます。浴室の濃色の壁などは白いウロコ汚れを長年放置するとプロでも完全に落とせないレベルの強固な汚れになります。(薄色の壁も同じですが濃色の壁は白っぽい汚れが圧倒的に目立ちます)

これらの原因は単純で、使用後にびしょびしょのまま放置することです。特に新築時やハウスクリーニングで汚れをリセットした後は、キレイを保つためにお風呂では最後の人が出たら①シャンプーやボディーシャンプーが飛び散っているであろう部分を一度シャワーで流す②水切りワイパーで水分をかきとる③タオルで全部の水分を拭く。洗面台では使用する度に面台や水栓の水分を拭く。キッチンも同じく使用後シンクや水栓周り、面台を濡れたままにしない。これらを日々実践すると何年経ってもハウスクリーニング業者を呼ぶ必要がなくなります。特に浴室は大変ですが頑張れば常に気持ちよく入浴できます。因みに我が家の浴室の壁は濃いめの茶色なのでかなり不利です。しかも大学生の長男が毎日深夜に入浴しますが、出たあと拭けとか言っても絶対にやらないので毎朝私が拭いております。

なかなか辛いです笑